令和6年度 学校経営計画

                        

1 学校教育目標
21世紀を心豊かに、たくましく生き抜いていける人間を育てるために、心身ともに健康で、 豊かな人間性や社会性を身に付けさせるとともに、国際社会に生きる日本人としての自覚を育 て、自ら考え、自ら学ぶことのできる子供を育成する。
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│教育目標 │ ・たくましく元気な子  ・すなおな明るい子  ・すすんで努力する子
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2 地域・家庭・児童の実態
(1) 児童の実態
ア 明るく素直で、きまりを守ることができる児童が多い。
イ 異学年集団活動の伝統により、全校児童で協調的に活動することができる。
ウ 物事に真面目に取り組むことができるが、進んで発表したり、主体的に行動したりする   ことが苦手な児童が多い。
 (2) 地域の実態
ア 地域の学校としての思い入れが強い。学校教育に対する関心が高く、協力的である。
イ 農村部特有の三世代同居が多いが、核家族も増加しており、保護者の価値観も多様化し   ている。

3 学校経営方針
基本方針
   小中一貫教育を踏まえ、全ての教育活動を通して「元気・勇気・根気ある宇田川っ子」  の育成のため、全職員が一致協力の下、子供たち一人一人の良さを伸ばす教育を基盤として、  最後まで粘り強く指導にあたる。
 (1) 教職員の創意を生かした教育課程を編成し、教育目標の達成に向けた教育活動を展開する。
(2) 誰一人取り残さない教育を推進し、児童にとって居がいのある学校・学級をつくる。
(3) 確かな学力の育成のために、基礎・基本の確実な定着を図り、主体的に学ぶ力を育成する ための指導の充実を図る。
(4) 道徳教育を重点に、人権教育を基盤とした心の教育の充実を図る。
(5) 児童一人一人の理解に努め、個に応じた適切な指導を行う。
(6) 学校と保護者との信頼関係を基盤とする、地域とともにある学校を目指す。
(7) 感染症予防対策の徹底を図る。

4 本年度の努力点
 (1) 創意ある学校経営
│ ア 地域とともにある学校づくりの推進と地域人材の積極的な活用
│ イ キャリアステージに応じた教職員の資質向上研修の実施
│ ウ 9年間を見通した系統的な教育活動の推進
│ エ 学校評価の工夫・改善
 (2) 学年・学級経営の充実
  ア 児童の実態把握と個に応じたきめ細かな指導
  イ 学びに向かう集団を高めるための学業指導の充実
  ウ みんなが活躍できる場面リーダー制の推進
  エ 言語化と価値付けによる自己イメージの向上
 (3) 学習指導の充実
  ア 個別最適な学びと協働的な学びの推進
  イ ICT機器の効果的な活用による学習指導の充実
ウ 各種学力検査等の結果分析を基にした授業改善の実施
  エ NIE教育の積極的な推進
  オ 英語教育の充実
 (4) 道徳教育の推進
  ア 教育活動全体を通した道徳教育の充実
  イ 道徳教育推進教師を中心とした推進体制の構築
  ウ 考え、議論する道徳の実践化を通した心の教育の充実
  エ 縦割り班活動における感謝や思いやりの気持ちの醸成
  オ 特別の教科道徳の指導法の工夫・改善と評価の充実
 (5) 児童指導の充実
  ア 全職員の共通理解に基づく指導体制の構築(問題の早期発見・早期対応)
イ 4つの「あ」(あいさつ、ありがとう、あんしん・あんぜん、あとしまつ)の徹底
  ウ 規範意識の醸成と人権に配慮した言動がとれる児童の育成
  エ 家庭・地域・関係機関との連携強化
 (6) 健康安全教育の充実
  ア 教科体育の充実と体力アップタイムの工夫による体力向上
イ 教職員の危機意識の高揚と児童の安全指導(防災教育)の徹底
  ウ 小中連携を軸とした地域保健委員会の充実(調査、分析、啓発等) 
  エ 校舎内外の環境整備の充実
 (7) 特別活動の充実
  ア 自己有用感や社会性を高められる異年齢活動の推進
  イ 自主的・実践的な態度を育てるための学級活動における話合い活動の充実
  ウ 自発的・自治的な児童会活動の運営
  エ 集団への帰属感や連帯感を深められるような学校行事の展開
 (8) 特別支援教育の充実
  ア 個別指導の充実
  イ ユニバーサルデザインを取り入れた授業の実践
  ウ 特別支援教育コーディネーターを中心とした職員の連携
  エ 個別の支援計画を活用しての幼・保・中との連携
  オ 保護者や関係機関との連携の強化